2013年12月04日

飲酒で子どもの夢までぶっ壊した話



ウツ状態から起死回生です。


この数週間、飲酒欲求が出まくっていました。
冷蔵庫にある缶ビールを見て、

飲んじゃおっかなー

と思うこと100万回。

飲まなかった自分をちょっと嬉しく思います。

1本が100本になることや、
ビールでは酔えずに焼酎に手が伸びることは

既に承知の助だからです。



気が付くともう12月でした。


私は子どもに季節ごとのイベントを
堪能してもらいたいと思って育ててきました。


お正月にはじまり、ひな祭りや、節分、七夕など、
それぞれに昔話もついてきて、
子どもにとって良い思い出になればいいな、と思ってきました。


クリスマスはイベントの中で格別です。


下の子が保育園児だったころです。

夫が家出した直後のクリスマスイブの夜でした。

辛さ苦しさが爆裂していた私の気持ちなどお構いなしに
楽しいクリスマスはやってきました。

やっぱり私はいつものように飲んでいて、
酔っ払いながらも子供には

「早く寝ないとサンタさん来ないよ~」と言い、

クリスマスイブ恒例の大人の任務を私一人でも果たすべく

一応気構えていました。


子どもが寝たらサンタさん。
子どもが完全に寝たら私はサンタさん。

プレゼントはおっけー。
子どもが寝たら、届けなければ・・・
明日の朝の子供の喜ぶ顔が早く見たい・・・


そして

あろうことか私は酔いつぶれてリビングで寝てしまいました。

子どもはそのあと、自分たちで子供部屋へ寝に行ったようです。


私がリビングで目を覚ましたのは、
明け方5時ごろでした。

しまったー!

年間最大の重要任務を果たさず
酔っ払って寝てしまった自分の情けなさにショック、

ショックで膝をついてうずくまりたかったところでしょうが、
今はうずくまっている場合ではないと思いました。

「まだ 間に合うやん!」

まだ外は真っ暗でした。
当然、子どもたちもまだ寝ています。

今、プレゼントを置けば、大丈夫。

よし、急げ!


私は2階に隠してあったプレゼントを大急ぎで取ってきて

子供部屋へ侵入。

・・・寝てる。

そーっと
そーっと
子どもたちの2段ベットへ。



・・・クリスマスの朝って

妙に興奮して早く目が覚めたりするものなのですね。


下の子が

ふいに目をあけ、


抜き足差し足ポーズで
プレゼントを持った私の姿をモロに見ました。


気が遠くなりそうでした。
「寝てくれっ!」心底思いました。


下の子は
「えっ・・・ママが・・・サンタさんやったん・・・?」

と言いました。

大人の底力を出すときでした。

「ちがうよ!今、玄関に行ったら、プレゼントが置いてあってん。
起きたときに、アンタらが喜ぶように、
ママ、持ってきて置いといてあげようと思ってん。」


苦しい苦しい言い訳でした。
言い訳ではなく、大ウソをついてしまいました。


ふーん

と下の子は言って、
また、ウトウト眠りました。


ごめんよごめんよ

私は本当に、子どもの夢までぶち壊した。と思いました。


それでも、
そのあとも
私はお酒を止められず、ずっと飲んでいました。


最低な母親の最低な思い出です。


今年のクリスマスは

初めて私がお酒を飲まないクリスマスにできることを願っています。

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rara_5 at 18:03|PermalinkComments(6)